管理人の独り言 le monologue

なんとなくいやという感情

過去において、3月には大きな事件が起きているように思います。1945年3月10日は東京大空襲、2011年3月11日は東日本大震災、そして、1995年3月20日は地下鉄サリン事件、あぁあの事件からもう30年なのですね。

オウム真理教による地下鉄サリン事件は、東京の地下鉄で起こったことなので、よく覚えています。しかも事件の起こった霞が関や神谷町は、当時勤めていた会社に近かったので、会社の中もざわざわしていました。

オウム真理教は、東京は杉並を拠点にしていたので、象の帽子を被った信者(多分)が車で野菜を売りにきていて、声をかけられたことが何回かあります。当時はオウム真理教のことは知らなかったのですが、なんとなくおかしい気がして、ほぼ口をきかずに、断ってそそくさとその場をさったという経験があります。

このなんとなくおかしいとかいやだという直感のようなものって、意外とあたっているような気がします。上記は極端な例ですが、初対面から根拠もなく、この人なんとなくいやというのは、ほぼ当たります。途中でそうでもなかったかなと思っても、最終的にはやっぱりね、ということが多いような気がします。反対になんとなくいいという感情もあり、これもまあまあ当たっているのですが、いやなほうが当たるような気がします。

これって生きるための防衛本能なんでしょうか?
君子危うきに近寄らず、どうやら直感は信じたほうがよさそうです。


HOKETWINS HOKETWINS

今週の展示は「HOKETWINS」。武蔵美と多摩美の仲良しさんの2人展。日本画と油画の展示。いわゆる日本画と油画のイメージとは少し違った、ピンクでポップな雰囲気ですが、可愛さの中にほんの少し毒のスパイスを加えたような、そんな楽しい展示です。是非お越しください。25日まで。